企業経営者と社員研修責任者の皆様へ

望月義博が、カーショップ、カーディーラーの皆様に
本当にお役に立てる研修について考え発信しています。

第5回 教育は格闘技だ?

大学のサークル会員募集のコーナーに大きく「教育は格闘技だ」と書いてある立て看板がありました。

私はこの言葉に興味を持ちサークルの活動に参加しました。

メンバーは教師を目指す学生で、模擬授業などを行い相互に改善点を指摘し合う、非常に真面目なサークルでしたが、私は格闘技という言葉に少し違和感を持ちました。

一体誰と格闘するのでしょうか?

もちろん彼らの相手は授業を受ける生徒です。それでは、勝つことが最初から決まっています。格闘技に負けた生徒はどんな気持ちになるのでしょうか。

私は学ぶことは楽しいことだ、知識は美しいものだと思っています。

タイヤを販売する会社では、新規開拓をする場合やタイヤの拡販計画を立てる時に戦略や戦術、作戦といった戦争用語をよく使います。

お客様にタイヤを買って頂く事を「客を落す」等といいます。

お客様を落す為の作戦を立て実行していますが、落されたと感じたお客様はどんな気持ちになるのでしょうか。次も同じタイヤを買いたい、友達を紹介したいと思うでしょうか。

人を殺す為の戦争用語からは、お客様の感動や感激は生まれません。それは「顧客満足」や「おもてなし」の反対側にあるものだと思います。

コップに水が半分しかないのではなくて、まだ半分もあると考えるのと同じように、私たちの使用している言語は、思考や行動を方向付けます。つまり、使用しているその言葉で考え、その言葉で行動するのです。

教育は格闘技ではなくて教師も生徒と共に学び成長する事だと思います。

タイヤを販売する場合は、ターゲットではなくてお客様、戦略ではなくてストーリー作り、作戦ではなくてお客様へ心を込めたご提案、お客様に喜んでお買い上げ頂く為に戦争用語の使用はやめましょう。

2014年2月3日

 


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