企業経営者と社員研修責任者の皆様へ

望月義博が、カーショップ、カーディーラーの皆様に
本当にお役に立てる研修について考え発信しています。

第20回 タイヤを販売する方法【ステップそのⅡ 来店されたお客様のお車のタイヤ点検】

クイズです。

「JAFは高速道路に緊急出動ししています。ドライバーから一番多い救援依頼は何でしょうか。」

答は「タイヤのトラブルです。」

高速道路でタイヤのトラブルが発生すると大きな事故につながる場合があります。タイヤのトラブルを事前に防ぐ為には何をしたらよいのでしょうか。

それは日常のタイヤ点検です。

お客様は自動車をスタートさせる前に、タイヤの点検をすることが法律で義務付けられていますが、ほとんどのお客様は点検をしません。私もしていません。

ただ仕事柄 時々は点検してみようかなと思っていますが・・・・・・だから、皆様がお客様に代わって、来店されたお客様のお車のタイヤを点検しましょう。

タイヤを点検する内容は、空気圧、みぞ深さ、タイヤの傷、偏摩耗の4項目です。そして点検する方法は、「目視点検」です。

フロントのタイヤ点検

空気圧は、サイドウォールの形状(たわみ)をチェックしますが、最近は高インチの偏平タイヤが多く、良くわからない時もあります。わかり難い場合は、空気圧ゲージで測定し、空気圧が少ない場合は、パンクの点検を提案しましょう。

みぞの深さ、これは残みぞ1,6ミリを示すスリップサインの確認です。スリップサインの出ているタイヤは道路運送車両の保安基準に規定されていて使用する事が出来ません。使用すると車両整備不良となります。

次はタイヤの傷です。タイヤの傷は小さくても、タイヤの屈伸運動によって大きくなる場合があります、早めの取り替えをお薦めしましょう。

最後は偏摩耗です。片側摩耗は外側だけではなく、内側にも発生します。タイヤが車に取り付けられた状態では、なかなか発見できないので、お客様にハンドルをいっぱいに切って頂いて、フロントのタイヤをチェックしましょう。

そして、素手でトレッド(タイヤが路面に接する部分)を触ってください。素手で触ると目視点検では発見できない異常な摩耗が見つかる場合があります。

点検が終わったら点検カードを作成し、お客様に点検カードを見せながら説明しましょう。何も異常がない場合でも必ずお客様に報告をお願いします。

「お客様、タイヤにはまったく異常がありません、安心してドライブにお出かけください」

この様なタイヤの点検がお客様に安心と信頼を与え、そして同時に、私達はこの点検からお客様のお車の調子やタイヤの使用状況を知ることが出来ます。

つまり、この様なタイヤ点検が、タイヤを販売する一番基本的な方法なのです。来店されたお客様のお車のタイヤ点検を行いましょう。

今日から毎日が「タイヤ無料点検日」です。

次回は、タイヤを販売する方法【ステップそのⅢ お客様に尋ねましょう】です。


2014年9月18日

 


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