企業経営者と社員研修責任者の皆様へ

望月義博が、カーショップ、カーディーラーの皆様に
本当にお役に立てる研修について考え発信しています。

第36回 可愛い部下には失敗をさせろ!

タイヤを販売している企業のマネージャーの皆さん。

もし、あなたの可愛い部下が、「これは失敗する」と思われるようなタイヤの拡販企画を提案しても、反対せずに実行させて失敗を経験させましょう。

「このタイヤ拡販キャンペーンを実施させてください。
 何度も、何度も検討を重ねて作成した企画です。
 必ずタイヤの販売目標を達成します。」

と可愛い部下が真剣に言ったら、その企画の内容は前に実施して失敗した事例があっても、又、企画の不備にすぐ気付いても、説明したり再検討などを指示せずに実行させましょう。

その部下にはマネージャーからの前回失敗した話や、この企画の不備の指摘は、十分に検討を重ねて拡販企画を作ったとの思いがあるので、なかなか受け入られない事があります。

「マネージャーにダメだと言われた」

前回とはタイヤのマーケットが全く違うのに、同じ企画ではないのに、という思いが強く、実施すればきっと成功したはずだという気持ちがずっと残ります。

なぜ、マネージャーはこのタイヤ拡販企画を承認してくれないのだろう。他のマネージャーだったら承認するはずだ、等と思うかもしれません。

だから、失敗を経験させてあげましょう。可愛い部下にはいい勉強になります。

失敗したら責任を取らせましょう。責任の取らせ方は、なぜ失敗したのか、どのようにすれば良かったのか報告させましょう。

そして、今回の損失を次回のタイヤ拡販企画で取り返すように、次の企画を立案させましょう。

企画の不備を指摘して、再検討を指示するより自分で気付かせるのです。何が間違えていたのか、何が不足していたのか自分で気付かないと成長しません。 我慢、辛抱です。

実施した後の結果があるので、自分で気付き、腑に落ちて納得できるのです。そこで初めてアドバイス出来ることがあればアドバイスしましょう。

失敗の経験をさせないと、自分の素晴らしいタイヤ拡販企画をマネージャーが理解してくれない、という不満だけが部下の心に残り、これを繰り返すと「どうせ提案してもマネージャーが・・・・・」という気持ちになります。

タイヤを販売している企業のマネージャーの皆さん、

我慢、辛抱です。

可愛い部下を成長させるために失敗を経験させましょう。成功体験より失敗体験のほうが重要なのです。

私自身 営業職の時に不良債権を発生させ、その対応に走り回った経験や、タイヤの拡販キャンペーンを実施したが全く売れなかった失敗の経験をコーチング研修会の中で紹介しています。

2015年5月21日



 


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