企業経営者と社員研修責任者の皆様へ

望月義博が、カーショップ、カーディーラーの皆様に
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第81回 仕事で起こる悩ましい問題の解決ポイント その7「評価と報酬」

今回は仕事の評価と報酬について考えてみました。

大学で授業を聴講していたら、終了間際にアンケートの依頼がありました。受講した学生が授業の内容や解りやすさ等について無記名で評価をするのです。

そして、その評価を記入したアンケート用紙は封印され、全て大学の事務局に届けられます。講師はアンケートの内容を見る事が出来ないシステムなのです。

この評価で講座の存続や、講師の給与等に影響があるのだろうと想像すると、大学で講師をする事も大変だと実感しました。

企業でも部下に上司を無記名で評価させる方法があります。

その評価を記入したシートは人事部で集計され、その上司の昇給と昇進に反映されます。でも、この評価方法を実施している企業は少ないようです。

上司が部下を評価するだけではなく、反対に部下から上司が評価されることは、自分の事がよく解り、大変良い方法だと思いますが、これを実行するにはトップの強い決意が必要です。

残念ながら、この評価方法は反対する上司が多いからです。

次に仕事で悩ましい問題は、業績を上げた部下を「正当」に評価するという問題です。

その業績には前任者の努力が80%ほど貢献している場合があります。また前任者の仕事には関係ないが、この業績は、たまたまラッキーだったとしか考えられない場合もあります。

この様な部下に昇給や昇進をさせてはいけません。周りのスタッフが仕事をする意欲をなくし、仕事がスムーズに進まなくなります。

朝礼の時にでも、説明しながら金一封を与える程度が一番良いでしょう。

能力がない部下を過大評価し権限を持たせると、その部下は権限を振り回す事があります。そうすると朝令暮改が始まり、仕事は混乱します。この様な部下には、金銭的な報酬を与えるだけでよいのです。

本当にコツコツと努力し、業績を上げた部下を評価する時には注意することがあります。

その部下の性格を検討して、昇給させるよりも権限を与える方が良いと思える場合があるからです。

その様な部下は、仕事が面白く、自分からどんどん仕事を進めます。その仕事が進めやすいように権限を与えましょう。そうすると嬉々としてさらに仕事を進めると思います。

昇給という金銭での報酬をすると、その時は喜びますが、すぐに当然だという思いになるからです。

部下を評価し報酬を与える時は昇給という金銭だけの方が良い場合と、昇給よりも権限を与えたほうが良い場合があります。

リーダーの皆さん、日頃から部下の性格や仕事ぶりをよく見て、評価と報酬を判断しましょう


2017年4月21日



 


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