企業経営者と社員研修責任者の皆様へ

望月義博が、カーショップ、カーディーラーの皆様に
本当にお役に立てる研修について考え発信しています。

第88回 映像から学ぶ

私がビデオを観て泣いたのは「てんびんの詩」が最初でした。

その次に泣いたのは、DO IT !シリーズの「優しさと愛があふれる美容室」です。

このビデオは、私がセールストレーニングの仕事を始めたばかりの頃、研修用の映像を作成している会社の若い担当者が商談の最後に、

「見て頂きたいビデオがあります。
 見本用のビデオをお貸ししますので、
 一度ご覧ください」

と言って置いていったものでした。

その夜、時間があまりないので早送りしながら、そのビデオを観てみようと思って観始めると、感動、感動の連続で最後は涙が止まりませんでした。

今でも覚えているシーンはたくさんあります。

障害を持ったお客様のカットをして喜ばれたシーン、

孤児院にスタッフ全員でクリスマスプレゼントを届けるシーン、

入社式で両親からの手紙に涙している新入社員のシーン、

そして、もっとも印象に残っているシーンは若い先輩社員が、

「自分で自分の成長は解らないが、
 後輩が成長している姿を見ると、
 自分も成長しているんだなと思う」

と言うシーンです。

私もこんなふうに言ってみたい。我社の若い社員たちにも、こんなふうに言えるようになってもらいたい。そう思いました。

このビデオを作成した会社の社員に話を聞くと、ビデオには台本はなくて、全て日常業務の撮影とインタビューで作り上げたものだそうです。

台本を作ったり、ビデオを作るときに撮影企業の責任者に見せると映像に要望が入るので、その企業の宣伝ビデオになってしまうとの事でした。

このビデオの中でもスタッフがお弁当を食べながら、インタビューを受けているシーンがあったので、それは本当だろうと実感できました。

そして、このビデオを見終わった時に、もし私がもっと若ければ、この美容室に入社したくなったと、担当者にメールしたことを思い出しました。

私は出張に合わせてその美容室を訪問し、カットをしてもらいました。ビデオの事や私の仕事の内容を説明したので、詳しく説明してもらったり、オフィイスまで見学させてもらいました。

じっくり見学していると、見たくはなっかた売り上げのグラフらしきものもありましたが、そんなことは全く気になりませんでした。人間と同じように、企業にも長所と短所があります。良い所だけ見て、マネできるところは真似をすればいいのです。

それから私は研修会などで、事例企業の紹介として話をする時は、本で読んだことや人から聞いたことではなく、ビデオで見たことを話しています。

そしてそのビデオを皆で観て、ディスカッションをするのです。

観終わってからの感想では、いつも、あまり発言しない人が率先して話したり、ディスカッションが盛り上がって、研修時間をオーバーしてしまう事もありました。

映像には人を納得させる力があります。

リーダーの皆さん。

最近ではいろいろなビデオが販売されています。部下の教育では、本で読んだことだけれど、と言って話すよりも、部下と一緒にビデオを見ながらディスカッションをしましょう。

映像には、本とは違った説得力があります。

そして、ビデオを見るのなら同業者や関連する企業のものではなく、全く違う業種のビデオが良いでしょう。その方が偏見を持ちにくく、若い部下には長所がすんなりと入ってきます。

当事務所では理論を説明するよりも、実際の企業の映像を観ながら理解を深める研修をしています。


2017年8月4日



 


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