企業経営者と社員研修責任者の皆様へ

望月義博が、カーショップ、カーディーラーの皆様に
本当にお役に立てる研修について考え発信しています。

第90回 頭の中を掃除する

新入社員の頃、上司から「会議で使うので、あの書類をすぐに持ってこい」と言われ探したが見つからない。

確かに、このファイルケースに入れておいたはずなのに、おかしい、いくら探しても見つからない。

「いつまで書類を探しているんだ。
 お前は掃除をして整理整頓をしないからダメなんだ、
 掃除はただ単に机の上を雑巾で拭く事ではないんだ、
 頭の中を掃除する事なんだ、
 そして頭の中を整理整頓する事なのだ、
 お前の机の上を見てみろ、
 その乱雑ぶりはそのままお前の頭の中なんだ、
 ばか野郎。」

と上司から怒鳴られたことがありました。

この事があってから机の上はもちろん、机の中のファイルケースも整理整頓をする様にしていました。

私も稟議書を作成する時に、添付資料としてほしい資料が見つからず、書類を探すのに時間が掛かり、この時間がもったいない、見つからなくてイライラして仕事に集中できない、そんな自分のだらしなさが解っていました。

掃除をすると確かに気分が落ち着きます。頭の中もすっきりしてくるような気がします。

稟議書や報告書を書く時にも必要な資料がどこにあるか、すぐ解るので作成時間が短くなります。

掃除をして整理整頓をすることは、誰かに指示されたから行うことでなく、自分自身の為にすることなのです。ついでに、皆の机も拭いてやろうという気持ちになります。

掃除は心を磨くことです。そして仕事のスピードをアップさせることです。

私は掃除の意味がやっと理解できたと思いました。


長野県の伊那谷に、まるで公園の中にあるような会社(伊那食品)があります。

寒天を主製品とする食品会社ですが、毎期連続して収益を上げている企業なので見学に行ったことがあります。

本当に公園の中にあるような会社でした。朝早くから全社員が掃除をするそうです。

掃除用具が入っている倉庫を見させて頂きましたが、そこには清掃会社で使用する様な掃除道具が整然と並んでいました。

掃除を始める時間、場所、方法は決まってはいません。社員が自分で判断して、自分で掃除をしているのです。


リーダーの皆さん。

もし、あなたの部下に掃除や整理整頓が苦手な人がいたら、掃除や整理整頓は職場の机を拭いて綺麗にすることだけではなく、自分の頭の中を掃除して整理整頓する事なのだと教えてあげましょう。

それは結局、仕事のスピードアップにつながるのです。


2017年9月6日



 


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