企業経営者と社員研修責任者の皆様へ

望月義博が、カーショップ、カーディーラーの皆様に
本当にお役に立てる研修について考え発信しています。

第91回 読書について その一「私の読書四季」

子供の頃のヒーローはスーパーマンではなくて、アルセーヌ・ルパンでした。明智小五郎やシャーロックホームズも読んだがダントツでルパンが好きでした。

本を読みながら、見たこともないセーヌ川や凱旋門を夢想していました。そして、ルパンが掛けている片眼鏡がなぜ落ちないのか不意義で、自分で眼鏡の片方のレンズを外し、片眼鏡のマネをして遊んでいたこともありました。

漫画もよく読みました。鉄腕アトム、鉄人28号、巨人の星、愛と誠、あしたのジョー、カムイ伝。

漫画はちょっと、もの足りないところもありましたが、上村一夫の同棲時代を読んだ時は感動しました。今日子を描いた大きなポスターが欲しくて探しました。

又、この漫画のストーリーも良かったが、風景の中に出てくる詩のような短い文章が大好きでした。

友達が野球やサッカー、バスケットボールに夢中になっている時に、私は図書館に夢中になっていました。

暇があれば図書館で時間を過ごし、本の匂いに囲まれているのが好きでした。

文学全集を読み始め、図書館にある本を全部読もうと本当に思っていた時もありました。そして、将来は図書館の司書か書店のスタッフになりたいと思っていました。

好きな本が好きなだけ読める生活を夢みていたのです。その頃は、学校から帰ると宿題はほっておいて、

「本読みて時忘れたる夕餉には
 かきこみ食べる飯ももどかし」

そんな毎日でした。

石川啄木の詩集は何度も何度も読み返していました。

でも、そんな春は過ぎて暑い夏、政治の季節がきました。読む本は思想、経済、政治、哲学、宗教が中心となりました。

大江健三郎、吉本隆明、高橋和己、五木寛之、山崎豊子、三島由紀夫等の作品から、たくさんの刺激を受け、

「理論無き行動は盲目的であり
 行動無き理論は空虚である」

等の言葉は私を酔わせました。

心の中では、いつも、「見る前に飛べ」と思っていました。そして、いつも中原中也の詩集を持ち歩いていました。

その頃から、毎日布団の中で30分ぐらい本を読まないと眠れない様になりました。お酒よりも活字に酔っていたのです。

そして、すぐに季節は変わり秋になりました。

自活しよう。仕事だ。仕事だ。

仕事の為に本を読まなければいけない、今までとは全く違う読書の仕方が始まったのです。

次回は、この続きで、読書について その二「仕事と読書」です。


2017年9月19日



 


 ■当事務所及び研修に関するお問い合わせ先

  090-8943-6751
   または


 

PAGE TOP