企業経営者と社員研修責任者の皆様へ

望月義博が、カーショップ、カーディーラーの皆様に
本当にお役に立てる研修について考え発信しています。

第93回 読書について その三「部下に本を読ませる方法」

「本を読め、仕事に関係ない本でもいいんだ。
 推理小説、恋愛小説、登山や料理などの趣味の本、
 何でもいいから本を読め」

と、部下にはいつも言っていました。でも本を読んでいる部下は少なく、ほとんどの部下は本を読みませんでした。本を読めというと、

「忙しくてそんな時間はありませんよ」

「本を読むほど暇じゃないんです」

「通勤は満員電車、家に帰れば子供や妻への家庭サービス、
 いったい、いつ本を読めばいいのですか」

等と私が呆れるような返事をする部下もいました。でも私は、

「一日は24時間もある。
 本を読む時間は自分で作るのだ。
 たとえば、読みたい本は日頃から持ち歩いて、
 ちょっとした空き時間に読んでもいいじゃないか」

等とアドバイスをするのですが、なかなか本を読みません。社員教育の仕事をしていたので、私は強制的に本を読ませることにしました。

その方法は、社員研修の受講者には課題図書を決め、事前に読んでレポートを書かせることにしたのです。

課題図書を購入せず、レポートも提出しないへそ曲がりな受講者もいましたので、ページ数の多い本だと最初から拒絶反応を起こして読まないと思い、文庫本か新書版の中から課題図書を決め、受講者には配布したのです。

レポートの形式、字数は自由です。そして、研修開始日の3日前を提出期限と指定しました。

提出されたレポートを読むと、その受講者の事がよく解ります。

課題図書をじっくり読んだかどうか、だけでなく、日頃から本を読んでいるかどうかも想像がつくのです。

研修終了後、課題図書のレポートはコメントを記入し返却していましたが、コピーを受講者の上司と人事部に渡して、この受講者には今後どのような指導が必要か受講者の上司にアドバイスし、OJTプランの作成をお願いしていました。

これをきっかけにして、受講者が本を読むようになってくれればいいと思っていましたが、そんな人はほんの少しでした。

でも、研修が終わってから、

「この前の課題図書は面白かったので、
 次はどんな本を読めばいいのでしょうか。
 何か紹介してください」

と言ってくる人もいたのです。

私は嬉しくて、興味が湧くような本を紹介し、一人でも本を読む社員が増えればいいと思っていました。

リーダーの皆様も部下に本を読ませる方法を考えましょう。

最近話題のビジネス書でもいいと思います。

ただガムシャラに仕事をするだけではなく、本を読むことによって心に余裕が生まれ、お客様とのコミニュケーションもスムーズになり、そして成果に繋がると信じています。


2017年10月19日



 


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