企業経営者と社員研修責任者の皆様へ

望月義博が、カーショップ、カーディーラーの皆様に
本当にお役に立てる研修について考え発信しています。

第95回 ひらがなではなしをしよう

哲学の本を読んでいると難しい言葉がつぎつぎと出てきます。なぜこんな難しい言葉を使うのでしょうか。

例えば「形而上学(けいじじょうがく)」なんて言葉は日常生活では使いません。それはどんな意味なのでしょうか、よく解りません。

哲学者と言う人達は、自分の考えを人に解ってもらいたい、出来るだけたくさんの人々に自分の考えを伝えたい等とは考えない人達なんでしょうか?

研究する事は重要な事だと思います。しかし、その研究したことを少しでも多くの人に解ってもらう為には、専門用語ではなくて、一般的な解りやすい言葉で伝えることが重要で、これを私は「ひらがな哲学」だと思っています。

普通の言葉を使って、誰にでもわかる哲学。考えて、考えて、答えが出ない事でも「ひらがな」で考えると、また違った考えが浮かんでくる時もあります。


家の近くにメガネ屋さんがあります。けっこう繁盛していて、お客様がたくさんいるのが外からでも見えました。

興味があったので店に入りショーケースを覗いていると、いきなり、

「入口にある番号札を採って並んでください!」

と、大きな声で言われたので慌ててそのお店を出ました。

このお店は今でもありますが、お店にお客様が入っているようには見えません。お店のスタッフは、お客がたくさん来るので、客は並んで順番を待つものだと勘違いをしてしまったのだと思います。

上から目線の強い言葉は、お客様に拒絶感を与えます。例えお客様で混雑していても優しい「ひらがな言葉」で話すとよいでしょう。

「お客様、今日は大変混雑していますので順番にお伺いしています。」


リーダーの皆さん。

私たちは今回の衆議院選挙で言葉の持つ恐ろしさを実例として体験しました。希望の党の小池代表の言葉はマスコミにも大きく注目されました。

「排除します」「さらさらありません」などの上から目線の強い言葉を使ったり、「アウフヘーベン」などの一般の人には意味のよく解らないカタカナ言葉をたびたび使用する事は、多くの人々に反感を与えるだけでした。

なぜ普通の日本語で話をしないのでしょうか?失敗した原因が小池代表の言葉だったとマスコミは報道しています。

もし、小池さんが「ひらがな」で話をしていたら、こんな選挙結果にはならなかったと思います。


リーダーの皆さん。

お客様は自分と同年齢の人々だけではありません。女性もいます、高齢者もいます、若い人もいます。

上から目線の強い言葉、難しい言葉、カタカナ言葉は止めて、誰にでもわかる「ひらがな」で話をしましょう。

ひらがなで話すと、ただそれだけで相手に優しさが伝わると思います。


2017年11月20日



 


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