企業経営者と社員研修責任者の皆様へ

望月義博が、カーショップ、カーディーラーの皆様に
本当にお役に立てる研修について考え発信しています。

第117回 部下との話し方教室

「最近、部下と簡単な打ち合わせや会議をする時でも、
 パワハラだ、セクハラだと言われない様に、
 言葉遣いには非常に神経質になっている」

というリーダーの話を聞きました。

新聞などのマスコミ報道がパワハラやセクハラを大きく取り上げているので、過敏になっているリーダーの皆様が多いのではないのかと思います。

聞えて来るのは、

「昔とは変わった。俺たちの若い頃は・・・・」

と言う、いつもの言葉です。

私も打合せや会議などで、部下を納得させるために強い言葉を使ったこともあります。

女性の部下にはもっと頑張ってほしいと励ますつもりで肩を叩いたこともあります。

でも、一方ではリーダーに厳しい指導をしてほしい。

早く一人前になりたい。

悪いところはビシビシ叱ってほしい。

大きなミスをしたら、多少叩かれてもいい。

それを暴力だとは思わないし、体で覚えることも重要だ。

と言う部下もいます。

しかし、その気になって昔のような強い指導をするとアウトになります。

その部下の希望に応えている様子を部外者に見られるとパワハラだ、暴力だと勘違いされて、人事部等に告発されるかもしれません。

ではどうすれば良いのでしょうか。

私は部下と話をする時の注意ポイントが三つあると思っています。

まず第一番は部下の話をしっかりと聞くことです。

部下に対しては最初から説得しようとは思わないで、部下の話を最後まで聞きましょう。

そして質問します。またその答えをよく聞きます。

たとえ、会社の方針と違う事でも、非常に忙しい時でも、すぐに「業務命令だ」という言葉を部下に使わないで最後まで話を聞きましょう。

第二番目はリーダーの話す言葉です。

打合せや会議には新人の部下も同席している場合もあります。

リーダーからの説明は、誰にでも理解できるように、専門用語、業界用語、英語の単語などは使わずに、解りやすく話しましょう。

また、○○理論によると・・・○○理論を説明すると、等 講演会のような話し方も止めましょう。

第三番目は話し方です。

部下の仕事を出来る限り数値化して比較分析するのです。

数字を見せながら部下に説明しましょう。

また、部下にロールプレイングをさせて、その様子を撮影し、その映像を見せながら説明するのです。

評価できるところはしっかりと褒めましょう。

改善すべきところは、自分で気付かせるのです。

気付いたら改善する為のヒントを教えましょう。

最初から答えを教えてはいけません。

このような方法なら絶対に部下は納得すると思います。

リーダーの皆さん、強い言葉で命令されて、納得できずにやる部下の仕事とリーダーに話を聴いてもらってから、解りやすい言葉でデータや映像による説明を受け、納得してやる部下の仕事の質には大きな差があると思います。



2018年10月23日



 


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