タイヤ・販売研修事務所

企業経営者と社員研修責任者の皆様へ

望月義博が、カーショップ、カーディーラーの皆様に
本当にお役に立てる研修について考え発信しています。

第152回 上着をお預かり致します

これは私が失敗した話です。

私は気の置けない仲間とお酒をのんで、2~3軒はしご酒をしました。

綺麗なお姉さんがいるお店に行き、酔っぱらって騒いでいると、一人のお姉さんが、

「お客様、上着をお預かりしましょうか」

といったので私は酔ったので少し暑いかな、と思いスーツの上着を渡しました。

上着には財布が入っていましたが、酔っぱらっていたので特に注意しませんでした。

そして、午前様になる前に帰ろうということになり、支払いをする為に上着を持ってくるように頼みました。

上着を着て、ポケットに手を入れると財布がありません。

「あれ、財布がない」

先ほど上着を預けた綺麗なお姉さんは、どの人かよく覚えていません。

お店の店長を呼んで財布がないと話しました。

「最初から財布を忘れて来たんじゃありませんか」

「そんなことはない、上着を預ける時にはあったんだ」

「だれに預けたのですか」

「それは・・・・」

どちらにしろ、財布がない、盗まれたんだ。

店長に警察を呼んでもらいました。

被害届を出しましたが、財布はもう返ってこないと自分でも予想ができました。

お店にはほかのお客様もいたので、あまり騒がずに仲間のひとりにお店の支払いをお願いして帰りました。

私の財布には現金だけでなく、クレジットカード、運転免許証や身分証明書も入っていたのです。

私はその夜、お酒の酔いを覚まして信販会社にクレジットカードの紛失と再発行を連絡し、翌日は運転免許証と身分証明書の紛失と再発行の手続きに走り廻りました。

そして、もうそのお店には絶対に行かないと心に決めたのです。

でも悪いのは私です。

上着を預ける時に、財布をズボンのポケットに入れ替えなかった私が悪いのです。

実は私はクレーム研修で、お客様とトラブルを起こさない為に、誰にでもできる簡単な方法を話していました。

お客様のお車をお預かりする時や、お客様のバッグや上着をお預かりする時は必ず、

「お客様 貴重品は入っていませんか」

と訊ねる様にと教えていたのです。

この一言がお客様とのトラブルを防止する為に、大変重要なのだと説明していました。

その私がこんなことになるとは非常に恥ずかしい思いでした。

もう一つお客様とトラブルを起こさない為の簡単な方法があります。

それはお客様に商品をお渡しする時に、必ず伝票にサインを頂く事です。

「受け取っていない」

「いいえ、お渡しました」

と、お客様と言い合いをしない様にトラブルを未然に防ぐ為の基本です。

お酒を飲んでいたことは理由になりませんね。

トラブルを起こさない為の基本を忘れていた私は、深く、深く反省致しました。


2020年4月3日



 


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